微視的構造物性

English page

微視的構造物性グループ

物質の構造を通して,物性の起源をミクロな視点で明らかにする,構造物性研究を行っています。

主に放射光を使った回折実験から,様々な物性の起源に迫ります。

構造を通して物質の性質を知ることができると期待できる根拠は何でしょうか?

位置rにある原子に働く力Fを考えましょう。

固体全体のエネルギーをUとして,FUrで微分する事で得られます。

原子位置rを少し変えた時にエネルギーが

上がるのであれば元に押し戻されるし,

下がるのであればもっとその方向に原子は動くでしょう。

Uに影響するのは共有結合,イオン結合などに起因する弾性的な力だけでなく,

磁性などの電子の色々な性質も含まれます。

これが,構造を通して物質の性質を知ることができる根拠です。

宣伝:

構造物性物理とX線回折 丸善出版 (2017).

X線回折で物性物理をどのように研究するかをまとめました。(amazonでランキング1位)

正誤表

機能構造科学入門 丸善出版 (2016).


最近の出来事

2020年4月

1 新年度,下谷准教授とその学生たち,石井助教,新B4が加わりました。

2020年3月

11 論文出版:

"Tuning of ferrimagnetism and perpendicular magnetic anisotropy in NiCo2O4 epitaxial films by the cation distribution"

Y. Shen, D. Kan, Z. Tan, Y. Wakabayashi, and Y. Shimakawa

Phys. Rev. B 101, 094412 (2020).

回折と分光を組み合わせてNiとCoの分布を調べ,成膜条件の違いによる物性制御の原因を明らかにしました。

10 卒業生の送別会を開きました。

9 論文出版:

"Robust surface structure analysis with reliable uncertainty estimation using the exchange Monte Carlo method"

K. Nagai, M. Anada, Y. Nakanishi-Ohno, M. Okada and Y. Wakabayashi

J. Appl. Cryst. 53, 387-392 (2020).

オンラインで公開されたのが3月で,紙での印刷は4月号。これは2019年度の成果なのか2020年度の成果なのか微妙。20年度かな....

3 論文出版:

"Early stages of iron anodic oxidation: Defective growth and density increase of oxide layer"

Hiromasa Fujii, Yusuke Wakabayashi, and Takashi Doi

Phys. Rev. Materials 4, 033401 (2020).

D3藤井君が日本製鉄 土井博士と進めてきた実験のまとめです。

プレスリリース 日刊工業新聞(2020年3月5日) 化学工業日報 (2020年3月31日)

1 D3藤井・穴田,M2永井,若林の4人でアメリカ物理学会@デンバーに出発しようとした所で,アメリカ物理学会中止の連絡。あわてて色々キャンセル。

2020年2月

24-3/1 B4高田・宮川,若林の3人でPF BL-3Aの実験。

20 電子物理学講座の卒業研究発表会。お疲れさまでした。

19 D3藤井君の鉄の論文2報目,Phys. Rev. Materialsに掲載決定。こちらは最速記録かも。

18 若林,The 2nd Annual Symposium in the Tokyo Tech-UCL-McGill Core-to-Core collaboration Defect Functionalized Sustainable Energy Materials: From Design to Devices Applicationで口頭発表

13-14 M2永井君,修士論文発表会@阪大基礎工(永井君も阪大所属のため)。お疲れさまでした。

2020年1月

30 M2永井君,D3穴田君の解析法論文,J.Appl.Cryst.に掲載決定。査読で信じられない位待たされました。

29 D3藤井君の博士論文発表会を阪大で開催しました(藤井君は阪大所属のため)。お疲れさまでした。

23 論文出版:

"Sub-molecular structural relaxation at a physisorbed interface with monolayer organic single-crystal semiconductors"

A. Yamamura, H. Fujii, H. Ogasawara, D. Nordlund, O. Takahashi, Y. Kishi, H. Ishii, N. Kobayashi, N. Niitsu, B. Blülle, T. Okamoto, Y. Wakabayashi, S. Watanabe, and J. Takeya

Commun Phys 3, 20 (2020).

プレスリリース 日刊工業新聞(2020年1/24) 日経新聞オンライン EE Times ほか

20 D3穴田君の博士論文発表会を阪大で開催しました(穴田君は阪大所属のため)。お疲れさまでした。

2019年12月

26 若林,研究会「放射光実験と計算科学の新たな連携を目指して 」(理科大葛飾キャンパス)で招待講演

13 若林,MRM2019(横浜)で招待講演

2019年11月

26-28 D3藤井,B4高田がSPring-8で実験。多分,藤井君の最後の実験。

20-26 若林,D3穴田,M2永井,B4宮川がPFで実験。阪大の二人はこれが最後の放射光実験のはず。

16 表面真空学会 東日本合同セミナー 放射光を利用した次世代の表面研究 の基礎講座で 「X線回折による表面構造解析 」を若林が説明

2019年10月

31 Photon Factory highlights 2018に選ばれました。

28 若林 表面真空学会の放射光表面科学研究部会セッションで依頼講演

18 青葉サイエンスホールで放射光シンポジウム開催

2019年9月

27 芋煮会

10-13 日本物理学会@岐阜大で,D3藤井,M2永井が発表

6 実験室の回折計の周りにハッチを作りました。

2 大学院入試の慰労会を開きました(牛タン)。

2 秘書として倉繁さんが来てくれました。

2019年8月

19-20 大学院入試がありました。お疲れさまでした。

5-6 若林 量子位相科学研究会(分子研)で発表

Department of Physics, Graduate School of Science, Tohoku University, 6-3, Aramaki Aza-Aoba, Aoba-ku, Sendai 980-8578, Japan