World synchrotrons

世界の放射光施設

まずはアメリカ。2014年にシャットダウンしたNSLS。

NSLS
X22C

ニューヨーク州,マンハッタンから100km近く東へ行ったところにあるNSLS。つくばのPFとほぼ同年代に建設された,古い施設。1年間ここで過ごしましたし,その後も何度か実験しに行きました。

2016年7月,まさに動き始めたNSLS-IIの見学をしました。

まだがらんどうの空間が多い状況でした。

もうひとつアメリカ。APS。

6ID
6ID-6 circle

シカゴの町から車で30分位の所の,APS。アメリカ版SPring-8と思えば正しい。2005年以降,何度かここで実験をしました。ここの宿泊施設は(高いけど)素晴らしい。

安全管理に極端にうるさく,

ANL safety glasses
ANL safety glasses on a toaster

こんなふうに安全メガネの山が机にできていたり,トースターの横に安全メガネが置いてあったりします。(置いてあったのは事実。トースター使用の際に安全メガネを着用せよというルールは聞いた覚えが無い。)

次はフランス。こちらは見学のみ。

solail

パリの南,15km位のところにあるソレイユ。なぜか木造部分が多い。私はここで実験をした事がなく,会議のついでに見学しただけ。ここの食べ物はおいしい。

ESRF

フランスの南東部,グルノーブルにあるESRF。ヨーロッパ版SPring-8.この規模の放射光施設としては世界で最初に作られた。見学しただけなのだが, 実験スペースは穴倉というか,病院に居るような気分になる建物だった。

今さら日本。SPring-8。

Experiment at BL13XU SP8

BL13XUで実験中

SPring-8 floor

行く手にビームパイプ,注意喚起。ん?Bikcycle?

続いて,SACLA,2010年6月,建設中の写真。

SACLA accelerator shield
SACLA linac

(1枚目)SACLAの加速器の遮蔽扉。1.5m位の厚さか。レールの上を動く引き戸タイプ。(2枚目)線形加速器。長い。

SACLA undulator
SACLA beam dump

SACLAのアンジュレーターと,多分それを抜けた後の電子ビームパイプだと思う。X線はそのまま画面手前側に直進して,壁の穴を通して実験ホールへ。電子ビームは地面に掘った穴に向けて振り落として,捨てる。捨てた時に出る制動放射線は地下に向けて出るようにすることで遮蔽。

ドイツ DESYの自由電子レーザー,FLASHの実験ホール。波長4.2nmから51nmで,X線は出ない。

FLASH

そのすぐ隣の,PETRA IIIの入口と,石造りの回折計。

PETRA3 entrance
stone diffractometer

次は台湾。

Taiwan Photon Source

Taiwan Photon Source, 2015年3月時点。実験ホールは建設中。奥のクレーンには漢字で"安全第一"と書いてあった。

TPS

Taiwan Photon Source, リング。左端はライナックからブースターリングへのパイプ,次がブースターリング。右側にシンクロトロン。この直前までの段階で100mAは蓄積できていた。これから500mA回せるようにする,と言っていた段階。

Taiwan Light Source, 1.5GeVリング。NSLSのUVリングとX-rayリングの中間のような雰囲気。国家同歩輻射研究中心 NSRRC の新しい宿舎はとても綺麗だった。

韓国のPohang Accelerator Laboratory (PAL)。ここはリング型のPohang Light Source-II(PLS-II)と,線形加速器ベースのPAL-XFELがある。まずPLS-II。

PLS-II hall
mechanical lock
coherent diffraction instrument

(1枚目)実験ホール。PALの実験ハッチは緑,時々白いハッチがあるが,それは他施設管理の装置。(2枚目)ハッチの鍵はNSLSによく似たメカニカルな閂錠。(3枚目)コヒーレント回折ビームラインの回折計。試料はヘキサポッドで保持。アームも自由度が高い。

続いてPAL-XFEL。

XFEL accelerator shield
klystron
experimental hutch

(1枚目)XFEL加速器の扉。放射線遮蔽用に2m近い厚さがある。SACLAは引き戸だったが,ここは強引な蝶番。(2枚目)クライストロンの列。(3枚目)実験ハッチ。